配偶者の法定相続分とは - 今更ききにくい法定相続分の話

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配偶者の法定相続分とは

法定相続分について、配偶者のものは基本的に大きくなっています。
この割合に沿って遺産を分割するなら、配偶者は最低でも遺産の半分を相続できるんです。
具体的にどれだけの遺産を引き継げるかは、ともに相続人となった相手によるものの、基本的に優遇されているのは間違いありません。

これは配偶者と故人の関係性や、遺産相続の意味合いによります。
夫婦は家計を一つにしていることが多いですから、夫の財産と妻の財産とが、明確に分離されていない場合もありますよね。
つまりはその財産の名義が夫だろうと妻だろうと、要は夫婦の共有財産との意味合いが強いわけです。
その上、遺産相続は遺族の生活の保障という意味合いもありますから、故人と非常に近い関係だった方へ、優先的に遺産が回されます。
このような意味で、故人の配偶者は必ず相続人に選ばれ、法定相続分も常に優遇されます。
場合によっては、全遺産の75%もの枠が、法定相続分として配偶者に与えられるケースもあるんです。

このように配偶者が相続人になった場合、非常に大きな相続分があります。
そのため、遺言で他の方への遺産分けの意思表示があった場合でも、配偶者は他の相続人と同じか、それ以上に遺産を相続できることが多いですね。
配偶者の法定相続分を超えて、他の相続人の相続が確定したときは、遺留分の請求ができます。
この遺留分は元々の法定相続分の約半分という形になりますので、元々の割合が大きい配偶者の場合、やはり遺留分でも他の相続人よりは取り分が大きくなります。

このように配偶者には原則的に大きな法定相続分があり、それに基づいて配偶者が故人の遺産をなるべく多く引き継げるようになっているんです。
ただし、この割合が適用されるには、故人との間で婚姻関係があることが大前提として必要です。
コレがなかった場合、これら枠は適用されません。
故人がなくなった時点で、配偶者として戸籍に名前が載っていればOKですから、内縁の関係として長年やってきた方は、早めに籍を入れておくことをオススメします。